椿町ロンリープラネット74話(前回)のあらすじは…
暁の実家に泊まることになったふみ。
暁とお義母さんの関係を心配します。
その時、お義母さんが病気と知り、動揺する暁。
ふみはお義母さんが一目暁に会いたかったように見えたと言い……
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最新話(マーガレット2019年5号)のネタバレあらすじ
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ずっと暁に謝りたかったというお義母さん。
自分が40の時に結婚して、お互い年だから子供は作らずに2人で生きて行こうと決めたと言います。
だけど、しばらくしてから相手が養子を迎えたいと言い出したと言います。
考えてみてくれと言われても、自信なんてなく、子供を育てる能力も愛情も持ち合わせていない人間だと自分で分かったと言います。
子供がいなくても2人で充分だと思っていた、だけどあの人が半ば強引に暁を引き取ったと言います。
なんで引き取ったんだろう
暁を養子に迎えた日、当時のお義母さんは暁を見て神経質そうな子と思ったそうです。
ある日、学校に呼び出されたお義母さんは、一部の上級生から暁がいじめにあってると聞かされます。
話を聞きながら、隣に座る暁に尋ねても暁は何も言いませんでした。
その日の夜、2階に上がると話し声が聞こえてきて、夫と暁が楽しそうに話していました。
部屋の外からその暁の様子に目を見開くお義母さん。
2人にご飯と声を掛けると、自分顔を見て顔を逸らした暁を見て冷たい表情になります。
暁の態度にお義母さんは、なんでこの子を引き取ったんだろうかと、だんだんとそう思うようになっていったと言います。
昔の自分を思い出して、子供相手に余裕がなさすぎると、自分に自分で呆れるのでした。
「よその子」
暁は学校で喧嘩騒ぎを起こします。
自分をいじめていた上級生に暁が殴り掛かって、数針縫う怪我を負わせたと聞かされたお義母さんは、相手の家に行き、頭を下げて謝るのでした。
暁にも謝らせようとしても謝らなかった態度に腹を立てるお義母さん。
家に戻り、夫にそのことを話して信じられないと言います。
落ちついてと言う夫に、落ち着いてはいられないと、自分がどれだけ頭を下げても、結局、謝罪の一言もなかったと怒ります。
夫は、怪我をさせたのはよくないといいつつ、暁も辛い思いをしていたと言って暁を庇うのでした。
夫から暁にどうしてそんなに厳しくするのかと聞かれ、お義母さんは、自分なりに一生懸命育ててると言います。
そのとき、入り口に暁が近付いて来ているのに気付いていませんでした。
自分に懐いてくれない寂しさもあり、「あんなよその子なんて」と思わず言ってしまったお義母さん。
その言葉を聞いた暁は、ぐっとこらえて、静かにその場から離れるのでした。
お義母さんの話を聞いて夫は、「君の気持ちに気付いてやれなくて、すまない」と謝り、これからは気を付けるようにすると言います。
夫は優しく微笑むと、せっかく縁あって家族になったんだと言い、自分たちだけは暁の味方でいてあげようと言うのでした。
「暁が頼れるのは、世界で僕ら2人だけなんだよ」夫の言葉に考え込むお義母さんでした。
似た者同士
ある日、夫が倒れたと知らされ、慌てて病院に駆け付けたお義母さん。
ちょっと疲れが出ただけだと笑う夫は、点滴打ってもらったから大丈夫と言うのでした。
暁はどうしたと聞いた夫に、家で留守番していると答えたお義母さん。
夫は、初めて暁を施設で見た時、大勢の中でずっと1人で絵本を読んでたと言います。
「無口であまり笑わないところが、どこか君と似てると思った」と言い、だからか放っておけなかったと微笑むのでした。
似た者同士は反発しあうけど、お互いの気持ちを一番理解できるという夫。
だから2人はうまくやれると思うと言って、お義母さんを気付いてないだけでとても愛情深い人だと言います。
腹が減ったと言って、今日のご飯は何食べようかと笑う夫に、微笑むお義母さん。
半年後、夫はまた倒れて、病院に着いた時にはもう息をしてなかったそうです。
葬式の後、家で立ち尽くす暁に声を掛けたお義母さん。
「お父さんじゃなくて、よその子の僕が残って、ごめんなさい」
と謝る暁に驚き、前に喧嘩したときに勢い余って『よその子』と言ってしまったことを思い出して、言葉に詰まるお義母さん。
暁は逃げるように部屋にいき、お義母さんはその場に座り込んでしまうのでした。
幼い子にあんなセリフを言わせてしまって、なんてひどい母親だろうと「一度放った言葉は取り消せない」とこの子を愛する資格なんてないと思うのでした。
暁の気持ち
長い言い訳だから、今更手遅れと言うお義母さんに、「そんなことはない、こうやって向き合ってるじゃないですか…!」と言ったふみは、生きてる限り手遅れなんてないはずだというのでした。
暁は、いつも難癖をつけてくる上級生がいて、面倒だから何をされても無視してやり過ごしていたと言います。
だけど、ある日、お義母さんのことを”超ババア”と言って、恥ずかしくねーのかと言われて、どうしても許せなかったと言う暁。
いつも仕事を休んで学校行事に出てくれることを知っていたから、口を横一文字に引き結びながら立っているのを見つけると、「味方を見つけたみたいで、俺はとても嬉しくなった」と。
しかし、気持ちをうまく伝える方法がわからなかったと微笑む暁でした。
今ならやっと言えると言い、「ありがとう、俺は愛されてる」とお義母さんにお礼を言いました。
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CHECK⇒「椿町ロンリープラネット」を無料で立ち読みする★今回のお話を読んでの感想
ふみのおかげでようやく歩み寄ることが出来ましたね。
これからはもっと一緒にいられたらいいですね。
たとえ、あと少しだとしてもいられたらいいです。
次回、どうなるのか気になります。
次回、マーガレット6号は2月20日に発売のようです!
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